THE LEGEND出演キャンセル、及びプログラム変更のお知らせ
この度、出演予定のTHE LEGENDのメンバー4名に、新型コロナウイルスの感染が確認されました。
これに伴い、THE LEGENDの出演を見送らせて頂くとともに、プログラムの一部を変更させて頂きます。
変更内容につきましては、決定次第、公演WEBサイトにて発表致します。
尚、多くのアーティストが出演するイベント形式の公演のため、このキャンセルによるチケットの払い戻しはございません。
ご理解いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
プログラム、出演者変更のお知らせ
THE LEGENDの出演キャンセルに伴い、
プログラム、出演者の一部を下記の通り変更させて頂きます。
愛の主題による三章(詞:保富康午)
→演奏取りやめ
電話(詞:薩摩忠)
→演奏取りやめ
歌曲集「カレンダー」(詞:薩摩忠)
→「カレンダー」より楽曲を追加
ピアノ曲集「お菓子の世界」より
→「お菓子の世界」より楽曲を追加
男声合唱とピアノのための「ゆうやけの歌」(詞:川崎洋)
→歌唱をTHE LEGENDから有志メンバーに変更
ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
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最新情報
湯山昭の音楽は、フォーレ、ラヴェル、プーランクの音楽を正統に継承したものだ。しかも常に明確なメロディーとウィットに富んだ変奏があり、器楽曲さえもとても親しみやすい音楽になっている。
坂本龍一
昔から僕の中で雨とは好ましい天気で、鬱とは好ましい精神状態だなのだが、その起源を辿るとなぜか頭の中で湯山昭の童謡「あめふりくまのこ」が流れてくる。
幼少期に与えられたこのメランコリックな情緒。
僕はいまだに雨の中、見えない魚を待ってるかのような気分になる。
岩井俊二(映画監督)
小学校時代に憧れた作曲家はモーツァルトでもベートーヴェンでもなく、湯山昭だった。在籍していた湯山夫人主宰の「こどもの国合唱団」で歌った「四国の子ども歌」「鮎の歌」「駿河の歌」などは、ピアノパートも必死に練習した。「湯山先生のような曲が書きたい!」と作曲の真似事を始めたのもこの頃だ。
「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティメント」のレコーディングを、父と一緒に特別に見学させていただいた事は忘れ難い。ディレクター、作曲家、奏者の間の火花の散るようなやり取り、休憩時間に交わされる彼らの雑談…何もかもが子供心に大きな刺激となった。
これらの経験が、現在の私の音楽活動の礎となったことは間違いない。今もって久我山に足を向けては寝られないでいる。
沼尻竜典(指揮者)
1980年にフランスから帰国した当初、『音楽紙芝居』と題して、各地の公民館や小学校でお話付きのコンサートを開きました。そんな時、一番人気だったのが湯山昭さんの『お菓子の世界』でした。「シュークリーム、ふんわりして。。。」「柿の種、おせんべの中にとんがらし」「デパートの食堂で、ホットケーキを食べました」等々、素敵なメロディに自分で歌詞をつけ、友達が描いてくれたお菓子の絵をめくりながら弾き語りしました。「どうしてふとるのかしら。昨日もまた学校で男の子に百貫デブって言われた」なんてのもありましたけど、よく考えたら誰も"百貫"の意味を知らないのでした。昭和の終わりの良い思い出です。
青柳いづみこ(ピアニスト、文筆家)
湯山昭さんの音楽は、脳の腹内側前頭皮質を心地よく刺激します。腹内側前頭皮質は「親近感」を生み出す脳部位。そう、親しみを感じさせる曲なのです。でも不思議なことに、馴染みがあるのだけれど、どこか新鮮。そして、昭和的なのだけど、でも、どこか大正ロマン。このえも言われぬ浮遊感に包まれる幸せを求めて、そういえば、高校生の頃から折に触れて聴いてきました。ほかでは体験できない世界が広がっているからです。
池谷裕二(脳研究者、東京大学薬学部教授)
歴史にはときどき天賦の才能の持ち主があらわれる。僕にとって湯山昭さんというひとは、モーツァルト、宮澤賢治、長嶋茂雄と同じラインに並ぶ天才。ああ、もうひとりいた。エイフェックス・ツインことリチャード・D. ジェイムス。彼と湯山さんを繋ぐのは「ポップコーン」! 天衣無縫の芸術家に幸あれ。
杉田元一(ライター/レコーディング・プロデューサー)
幼い日におしゃれでいとおしいと思った音楽があります。だいたいNHKのテレビを通じて。電子オルガンやマンドリンやサックスの響く天気予報のBGM。幼児番組で親しんだ『あめふりくまのこ』や『山のワルツ』。小学生の頃は、児童合唱がさかんで、いろいろ聴きましたけれど、『阿波物語』がよかった! はて、誰が作曲したのか。実はみな、同じ人でした。それから『子供のための交響組曲』と出会い、いったい何度聴いたことか。1960年代から70年代にかけての、つまり高度成長期の、中産階級のこどもの夢と憧れそのもの。それが湯山昭の音楽なのだと思います。
片山杜秀(政治思想史研究者/音楽評論家)
子どもの頃に、タイトルに想像力をかき立てられながら練習した記憶があります。
年齢を重ねると、それだけ経験も多くなり、自分の中の引き出しも増えて来ます。
演奏する側も、聴衆も子どもの頃とは違ったお菓子の世界を!!
反田恭平(ピアニスト)
『お菓子の世界』『ゆうやけの歌』……、あの感動が蘇る
1970年代に、こんなに自由でカッコいい音楽が存在していた。
「おはなしゆびさん」等の童謡、ピアノ曲集『お菓子の世界』や合唱曲で知られる湯山昭は、戦後に頭角を現した作曲家の中では、多くの人々が彼の曲を演奏し、口ずさんだという点で、最も大衆に愛された存在です。
その一方で、湯山昭が1960〜70年代に発表した器楽曲、歌曲、合唱曲は、実験的かつモダンでアヴァンギャルド! 洒落たメロディーを生かす印象主義音楽を思わせる和声、セリー技法やジャズのモードをスパイスのように効かせためくるめく色彩感、日本語の歌詞と渾然一体となった抒情性は、日本のクラシック音楽における至宝といえます。
「多分、世界中で一番、湯山昭の音楽を聴いている」という娘・湯山玲子が選曲し、プロデュースする湯山昭の音楽世界。その、ダイナミックな光と影は、みなさまの心に音楽の美しさ、エネルギーを呼び活けることでしょう。
湯山 昭 Akira Yuyama
1932年9月9日、神奈川県平塚市生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科在学中に、第22回日本音楽コンクールで「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」が第1位次席、第23回には「弦楽四重奏曲」が第2位入賞で頭角を現す。「おはなしゆびさん」「あめふりくまのこ」に代表される童謡のほか、現在、153版という驚異的な重版を重ね、大人から子供まで愛奏されているピアノ曲集「お菓子の世界」、器楽曲「マリンバとアルト・サクソフォーンのためのディヴェルティルメント」、合唱曲「四国のこども歌」「葡萄の歌」など、幅広い分野での数々の名作を世に送り出している。1970年に合唱曲「コタンの歌」で文化庁芸術祭大賞。1973年、1976年に日本童謡賞。1993年に第5回サトウハチロー賞受賞。2003年旭日小綬章受章。2001年より日本童謡協会会長。その音楽は、魅力的なメロディーラインに斬新な和声感とリズム、無調などの現代音楽手法も取り入れつつ、美しさ、楽しさに帰結する独特の魅力に溢れている。TBSの倉庫に眠っていた日本人名作曲家たちの知られざる傑作音楽を集大成したCD「戦後作曲家発掘集成~TBS VINTAGE JCLASSICS」に収録された「10人の奏者のためのセレナーデ」により、その器楽曲に再評価が高まっている。
INFORMATION
公演情報
湯山昭の音楽
What The World Needs Akira Yuyama
日 程
2022年3月27日(日)
15:00開演(14:15開場)
会 場
東京オペラシティ コンサートホール
東京都新宿区西新宿3-20-2
京王新線(都営地下鉄新宿線乗り入れ) 初台駅東口下車 徒歩5分以内
入場料
S席:8,800円(税込)
A席:7,700円(税込)
チケット情報
只今当日券予約受付、当日引換券販売中です!
チケット取扱
当日券予約
〜3月27日(日)12:45まで
当日引換券販売
〜3月26日(土)23:59まで
公演に関するお問い合わせ
ディスクガレージ 050-5533-0888
(平日12:00~15:00)
PROGRAM
プログラム
モダンな和声と複雑系リズム
悲しい明るさが止まらない!!
プログラム、出演者変更のお知らせ
THE LEGENDの出演キャンセルに伴い、
プログラム、出演者の一部を下記の通り変更させて頂きます。
愛の主題による三章(詞:保富康午)
→演奏取りやめ
電話(詞:薩摩忠)
→演奏取りやめ
歌曲集「カレンダー」(詞:薩摩忠)
→「カレンダー」より楽曲を追加
ピアノ曲集「お菓子の世界」より
→「お菓子の世界」より楽曲を追加
男声合唱とピアノのための「ゆうやけの歌」(詞:川崎洋)
→歌唱をTHE LEGENDから有志メンバーに変更
ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
ヴァイオリンとピアノのための小奏鳴曲
演奏:福田廉之介(ヴァイオリン)、ロー磨秀(ピアノ)
東京藝術大学音楽学部作曲科在学中に、第22回日本音楽コンクールで第1位次席を受賞した、湯山昭の原点とも言える器楽曲。フランクやラヴェルといった、フランス音楽の空気感やテクスチャーの中に、湯山昭ならではの非凡でキャッチーな主旋律が浮き立ち、独特の世界を作り上げている。ヴァイオリンは、一昨年コロムビアレコードの新レーベル、Opus Oneからデビューを果たした福田廉之介、ピアノはその軽快なリズム感性が湯山昭作品と好相性のロー磨秀。
愛の主題による三章(詞:保富康午)
Ⅰ Slowly / Ⅱ Medium Tempo / Ⅲ Moderately Slowly
電話(詞:薩摩忠)
演奏:「THE LEGEND」メンバー(歌唱)、西尾周祐(ピアノ)
『科学忍者隊ガッチャマンⅡ』などのアニメや演歌の作詞家として有名な保富康午は、その一方でモダンな現代詩作家であり、湯山昭とは童謡『お花がわらった』などのヒット曲のほかに、都会のメランコリー、クールさを感じさせる歌曲を発表している。薩摩忠の『電話』は、コンクールの入賞連絡を巡るユーモラスな歌曲。美しいメロディーをピアノの多彩なハーモニーとリズムで支える湯山昭ならではの歌曲の魅力がここにはある。
ピアノ曲集「お菓子の世界」より
「序曲 お菓子のベルトコンベアー」「バウムクーヘン」「ショートケーキ」
「間奏曲1:むしば」「チョコ・バー」「間奏曲2:どうしてふとるのかしら」
「ヌガー」「鬼あられ」「チューインガム」「甘納豆」
演奏:新垣隆(ピアノ)
現代音楽家として活躍し、最近では川谷絵音らとともに、ジェニーハイのメンバーとしても活動中の新垣隆は、ピアノの名手としてもつとに知られた存在。彼が敬愛して止まない湯山昭の代表作である『お菓子の世界』は、心に響く非凡なメロディーライン、ジャズを感じさせるビビッドなリズムの妙、無調などの現代音楽アプローチなどの多彩な魅力が込められ、現在、153版という重版を重ねるほどに人々に愛されている。
歌曲集「子供のために」より(詞:清水ちとせ)
「鳴子を弾いても」「ながぐつのお家」
歌曲集「カレンダー」(詞:薩摩忠)
「4月/牧場」「6月/梅雨」「7月/夏のレセプション」「10月/秋なので」「11月/空の瞳」
演奏: 林正子(ソプラノ)、石野真穂(ピアノ)
ジュネーブ在住、スケールの大きい国際派ソプラノ歌手として国内外で演奏活動を続け、宮崎駿監督『崖の上のポニョ』の「海のおかあさん」の歌唱で知られる林正子が歌う、湯山昭の女声歌曲たち。清水ちとせ、薩摩忠といった、昭和の詩人たちの言葉の世界に対して、湯山昭がこだわったのは、日本語の語感や意味の音楽化、というものだった。切なさ、悲しい明るさ、孤独などの「心の状態」は、ここに音楽となった。
マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント
演奏:上野耕平(アルトサクソフォーン)、池上英樹(マリンバ)
委嘱作品の依頼を受けたときに、作曲者の頭に浮かんだのが、この個性的なふたつの楽器の組み合わせの妙。どちらも豊かな倍音と、奏法にキレとリズム感が出せるところに特徴がある。世界的な打楽器奏者、イヴリン・グレイニーのアルバムにも収録され、YouTube時代となって多くの演奏家たちにワールドワイドに取り上げられているクールな名曲を、注目の若手サックス演奏家として、今、クラシック界を騒然とさせている上野耕平と、打楽器界の型破りの鬼才、池上英樹とのスーパーセッションでおくる。
男声合唱とピアノのための「ゆうやけの歌」(詞:川崎洋)
演奏:「THE LEGEND」(歌唱)、西尾周祐(ピアノ)
湯山昭の合唱曲の中でも、最も刺激的で型破りな試みが随所で爆発する異色の名曲。川崎洋の手になる「若い男のリビドーのたぎり」そのまんまのビビッドな歌詞のバトンを、ユーモアと諧謔を込めて、雄々しい人間讃歌に結実させている(こんな過激作が合唱コンクールの課題曲として歌われていた昭和の大らかさが羨ましい)。実力あるオペラユニット、THE LEGENDによって、男声合唱から男声8声に編曲を施した当バージョンは、迫力の影に潜むこの曲のリリシズムが浮き彫りになってくる。
PERFORMERS
出演者
新垣 隆 Takashi Niigaki
(作曲家・ピアニスト)
1970年東京都出身。4歳よりピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部作曲科卒業。作曲を南聡、中川俊郎、三善晃、ピアノを森安耀子の各氏に師事。2015年「ピアノ協奏曲新生」、2016年「交響曲連祷 Litany」を発表。コンサートのための作品、バレエ、映画、ゲームなど様々なジャンルの作曲も手がける。川谷絵音プロデュースのバンド「ジェニーハイ」にキーボードとして参加。2018年、桐朋学園講師に復職。2019年、富山桐朋学園大学院大学特任教授に就任。2020年、大阪音楽大学客員教授に就任。教育の分野において重責を担う。2020年7月、オンライン音楽教育サービス「シブヤ音楽大学」の学長に就任。日本現代音楽協会、日本演奏連盟会員。
林 正子 Masako Hayashi
(ソプラノ)
東京藝術大学卒業、同大学院、二期会オペラスタジオ修了。五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。ジュネーブ音楽院にてソリストディプロマを取得後、スイスロマンドオーケストラやナポリテアトロサンカルロ等に客演。東京二期会では「ナクソス島のアリアドネ」題名役、「薔薇の騎士」元帥夫人、「ローエングリン」エルザ、新国立劇場では「魔笛」パミーナ等を演じ、鮮烈な存在感を打ち出す。また、NHKニューイヤーオペラコンサート、名曲アルバム出演や、映画「崖の上のポニョ」オープニング曲等幅広く活躍。20年6月には国際的なプロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」で上演される『ニュルンベルクのマイスタージンガー』への出演が決まっている。ジュネーブ在住。二期会会員
上野 耕平 Kohei Ueno
(アルトサクソフォーン)
茨城県東海村出身。8歳から吹奏楽部でサクソフォンを始め、東京藝術大学器楽科を卒業。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて、第2位を受賞。現地メディアを通じて日本でもそのニュースが話題になる。デビュー以来、常に新たなプログラムにも挑戦し、サクソフォンの可能性を最大限に伝えている。2017年第28回出光音楽賞受賞。2018年第9回岩谷時子賞 奨励賞受賞。NHK-FM「×(かける)クラシック」のMCやテレビ「題名のない音楽会」「情熱大陸」など、メディアへの出演も多い。音楽以外にも鉄道と車をこよなく愛し、深く追求し続けている。
Official Site:http://uenokohei.com
池上 英樹 Hideki Ikegami
(打楽器・マリンバ・パフォーマンス)
第46回ミュンヘン国際音楽コンクール最高位。第16回日本管打楽器コンクール第2位。青山音楽賞、文化庁芸術祭音楽部門新人賞などを受賞。世界各国の音楽祭の他、富士山河口湖音楽祭、ラフォルジュルネジャポン、東京春音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、サントリーサマーフェスティバル、軽井沢音楽祭、ロームミュージックフェスティバル等に出演。題名のない音楽会や24時間テレビなどメディアへの出演も多い。NHK大河ドラマの打楽器を担当、国民祭典や爆クラのイベントにも出演、ジャンルを超えて活動が広がっている。2021年、自身の打楽器作品「星屑の子供たち」はドイツの歌劇場で初演・録音される。昨年河口湖町に移住し打楽器・マリンバマスタークラスを開始、後進の指導にもあたる。
福田 廉之介 Rennosuke Fukuda
(ヴァイオリン)
1999年岡山県生まれ。2014年メニューイン国際コンクール(ジュニア部門)優勝を皮切りに、17年ハイフェッツ国際、18年ハノーファー国際コンクールなどで入賞。スイス・シオンの音楽学校をわずか1年で首席卒業したのち、ローザンヌ高等音楽院に飛び級入学。現在ローザンヌ高等音楽院修士課程にて、ジャニーヌ・ヤンセン氏に師事。クリーヴランド管弦楽団、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、モスクワフィルハーモニー管弦楽団など多数のオーケストラと共演。2020年に日本コロムビア/Opus Oneレーベルより1stアルバム「プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番」をリリース。また同年、自身が企画する室内楽オーケストラ「THE MOST」を立ち上げた。
2021年4月には読売日本交響楽団の《土曜日曜マチネーシリーズ》にソリストとして出演。
欧州を中心とした演奏活動を経て、日本での活動を本格始動させている。使用楽器は1773年製ニコロ・ガリアーノ。
©︎Takafumi Ueno
ロー磨秀 Matthew Law
(ピアノ)
桐朋学園大学音楽学部を経てパリ国立高等音楽院のピアノ科および修士課程を、審査員満場一致の最優秀および首席で卒業。
国内外で数多くのコンクール歴を持ち、日本・欧州各地でリサイタルも開催し幅広い活動を行っている。
2021年9月、クラシックアルバム『Mélange』でCDデビュー。
また、シンガーソングライターとしての一面を持ち、2019年配信シングルのデビュー以降、サブスクのプレイリストに複数選ばれ、20年6月のアルバム『LOST2』では各種タイアップを獲得している。作詞提供や楽曲提供でも活動の幅を拡げている。
ザ・レジェンドTHE LEGEND
(男声オペラユニット)
音楽大学を卒業し、海外留学経験やコンクール受賞歴のある男性オペラ歌手5人が、ダイナミックで重厚な声を武器に、新しいクラシック音楽の可能性を追求すべく2006年に結成した日本初のオペラユニット。結成15年を節目にさらにパワーアップした声を求め、新たなメンバーが加入。総勢8人の男性オペラ歌手が、音楽ジャンルや世代を超えて、唯一無二のベルカンティズムを目指す。ベルカンティズム宣言(BELCANTISM Declaration)ベルカント、それは19世期に確立されたオペラにおける歌唱法の一つである。時代とともに変化し、進化し続ける音楽表現の中で、現代もなお脈々と受け継がれている先人たちが残したレガシー。ベルカンティズム=それはベルカント唱法を源流に持つ、新時代を切り開く想像を超えた感動の歌声。我々は、あらゆるジャンルの音楽にこの声で挑む。
※メンバーの新型コロナウイルスの感染に伴い、出演キャンセルとなりました。
湯山 玲子 Reiko Yuyama
(ナビゲーター・プロデューサー)
学習院大学法学部卒。著述家、プロデューサー。
著作に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(角川文庫)、上野千鶴子との対談集『快楽上等! 3.11以降の生き方』(幻冬舎)。『文化系女子という生き方』(大和書房)、『男をこじらせる前に』(角川文庫)等。
TVコメンテーターとして、TBS『新・情報7DAYS ニュースキャスター』等に出演。
自らが寿司を握るパフォーマンス<美人寿司>、クラシック音楽の新しい聴き方を提案する<爆クラ>主宰。ショップチャンネルのファッションブランド<OJOU>のデザイナー・プロデューサーとしても活動中。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。東京家政大学非常勤講師。名古屋芸術大学特別客員教授。(有)ホウ71取締役。父は作曲家の湯山昭。